集中濾過循環システム
集中濾過循環システム
- 自動式
●集中濾過循環システムとは、
複数台の加工機に自動式遠心分離機を設置する場合、通常、1台の加工機に遠心分離機を1台設置します。集中濾過循環システムは、複数の加工機の処理を1箇所で行うことができるシステムです。
適切な処理能力の遠心分離を選定すれば設置台数を減らせ、省スペース化が可能になります。複数の手動型遠心分離を使用している場合と比べ、掃除の手間を減らせます。また、配管の設計で、作業スペースとは違う場所に遠心分離を設置することにより、作業現場の振動・騒音・ミスト・臭い等を減らすことができ作業環境改善ができます。- 設置台数、設置場所、清掃の手間も減らせる
- 工作機械等の増設時にも容易に対応 作業環境を改善
●メリット
- メリット1
- 設置台数が減らせる
- メリット2
- スラッジ処理・清掃の手間が削減
- メリット3
- 循環水の温度・汚れの状態を把握・改善しやすい
- メリット4
- 作業場の環境改善
- メリット5
- 加工機械等の増設時にも容易に対応
●集中濾過システムの仕組み
集中濾過循環システムは、複数の加工機から配管を通じ汚液をタンクに送り込み、遠心分離機で一括処理をする。 その後、清浄液を各加工機へ送り返し循環させるシステムです。
遠心分離機設置時のの配管工事での設置注意点
遠心分離機の清浄液や汚液等の配管工事には、下記の設置注意点がございます
- ●装置外
注意点1
出口配管の径は変えない
注意点2
出口の配管は横方向に設置しない
注意点3
まず、下方向に向けて設置すること
- ●タンク
注意点4
出口配管からタンクへ清浄液を流す配管は、 クリーンタンクの液面に浸けず設定する
上記、設置注意点を考慮しない配管レイアウトにすると、配管内にスラッジが溜まったり、遠心分離機が故障しやすくなってしまいます。 設置注意点を配慮した配管工事が必要となります。 弊社は遠心分離の専門メーカーとして、配管工事まで実施致します。
遠心分離機TSK・CFシリーズは、遠心力を利用して比重差のあるものを分離する装置で、処理液(水溶性クーラント液等)からスラッジ(硝子、セラミック等)を回収します。スラッジの掻き出し作業を、手動、半自動、自動で行うことができるシリーズを揃えております。
- 加工物
- ●機械加工品
- ●セラミックス
- ●光学用レンズ
- ●塗装 等
- 加工機械
- ●工作機械
- ●研削研磨機
- ●塗装ブース
- ●圧造機 等
- 処理液
- ●切削油
- ●研削油
- ●塗装循環水
- ●鍛造液 等
- スラッジ
- ●金属
- ●セラミック
- ●塗料
- ●硝子 等
遠心分離機の対応した「用途・分野」は、加工物・加工機械・処理液・スラッジが適しています。